secureWISE
secureWISE事業の分社化に伴う社名変更
2000年7月にseucreWISE事業は、これまでのTelit IoT Platforms, LLCから分社化しsecureWISE,LLC が保有・運営企業となりました。
secureWISE 事業の保有・運営企業
(新)secureWISE,LLC.(FEIN:847400) 83-2
5300 Broken Sound Blvd,
Ste.150 Boca Raton, FL 33487 U.S.A.
(旧)Telit IoT Platforms,LLC.
コロナの影響で移動が大きく制限されるなか、リモート·コネクト·サービスが効力を発揮しています。
エキスパートの自宅からクリーンルーム内の設備にアクセス·操作する等の基本的な事例から、
社内外関係者の連携によるコラボレーティブ·トラブル·シューティング、定期的に装置データを収集し予防診断·因果分析を行う
その先にはAR·VR技術を組み合わせた対応例など多岐にわたります。
これまで半導体製造産業はclosedな世界と一部では信じられていましたが、コロナの影響で上記事例の普及が加速しています。
特に中国·米国fab顧客はこれまで以上にopenとなりました。
その他アジア、韓国·一部の日本fab顧客も開放方向にシフトしています。
他のプロセス産業においても同様な手法にて、稼働率の改善、費用対効果は既に十分証明されています。
ご不明点等ございましたら遠慮なく連絡ください。
弊社専門スタッフがお客様と技術視点·戦略視点·運用視点·組織設計などをアドバイスさせて頂きます。
secureWISEは、半導体、FPD、PhotoMask、ソーラー、LED、MEMS、バッテリー等のマイクロエレクトロニクス業界において、セキュアにコントロールされたリモートアクセスを実現する最も信頼された3rd Partyプラットフォームです。世界中に広がる半導体製造工場(以下、FABs)と半導体製造装置サプライヤー(以下、OEMs)の間のリモート接続を可能にし、OEMsは各FABsに設置された半導体製造装置へリアルタイム且つオンデマンドのアクセスが実現できます。
FABsはOEMsに提供するデータを制限することが出来、立上げ期間短縮、ダウンタイム削減など、相互にメリットもたらすような形で、FABsとOEMsがリモートで協業することを可能にします。
既に、secureWISEは世界中の300mmウエハ半導体工場の90%以上で導入されており、業界内でのStandardの位置を確立しています。

最近では、研究用及び量産前の450mmウエハ半導体工場・施設でも利用され、450mmウエハの開発工程の高速化に寄与しています。secureWISEはFABsとOEMsに対して、450mmウエハの研究開発、トラブルシューティング、試験稼働等をあらゆる場所から実施可能とし、『研究室から工場まで』一体化して捉えることにより、450mmウエハの開発工程を短縮します。
古くから、FABsとOEMsの間をインターネットを用いてリモート接続するという考えはありましたが、FABs側の接続に対するアレルギー(『OEMsに機密情報まで流れる可能性がある』、『OEMsから提案の回線接続は、FABのセキュリティー及び管理上の負担が大きく、やる意義が薄い』など)が高く、これまで実現出来ていませんでした。これらの課題を全て満たすsecureWISEは、IoT / M2Mやビッグデータなどの技術が目覚ましいスピードで進歩している今日、多くのお客様から注目を集めています。
secureWISE登場当初からリモートアクセスに着目し、利用しているHeavy Userは、既に10年以上このサービスを使用しており、OEMs、FABs双方にとって、なくてはならないソリューションになっています。
また、secureWISE機能利用の各種権限設定や可視化ツールの充実により、サービス部隊、開発部隊、生産部隊などの現場に近い方々だけでなく、経営層の方々が使用されるケースも増えており、問題有無、効果や傾向などの情報について、タイムリーな共有及び迅速な意思決定が可能です。
特長
【多層防御】
secureWISEを用いればセキュアにコントロールされたリモートアクセスを実現することができます。認証されたOEMsが、認証されたネットワーク環境から、FABsによって認証されたリモートアクセスのみ実現できます。
具体的には以下のような機能を用いて多層防御を実現します。
- 認証されたOEMs
OEMsがリモートアクセスするための専用クライアントアプリ(Collaborative Client)により、リモートアクセス可能なユーザーを限定し、且つリモートアクセスするデータの暗号化を実現します。
- 認証されたネットワーク環境
全てのOEMs、FABsはsecureWISE専用ネットワーク(serviceNET)を経由してネットワーク接続されます。OEMs⇔serviceNET⇔FABsの流れで接続され、OEMs、FABs共にserviceNETから認証されたネットワーク環境からのみ接続することが可能です。さらに、serviceNETを流れるデータは全て暗号化され、且つ外部からの不正侵入を防御します。
serviceNETのHUBは北米、ヨーロッパ、アジアに設置されており、OEMs、FABsから最寄のHUBを経由して接続されます。 - FABsによるリモートアクセス制限
FABs側に設置されたsecureWISEを使用するためのアプリケーションサーバーに、OEMsからリモートアクセス可能な情報や操作の範囲をFABs側で設定することができ、設定外のアクセスは全てブロックされます。さらに、OEMsからの全てのリモートアクセス処理がモニタリングされます。
【料金体系】
基本的には、製造装置サプライヤに対して従量課金型で提供しています。
接続する装置数、データ通信量、オプション有無等に応じた料金となります。
これ以外に、secureWISE利用開始にあたって、
利用する機能構成設定等のための初期費用が必要となります。
アプリケーション(採用)分野
基本的には、製造装置サプライヤに対して従量課金型で提供しています。
接続する装置数、データ通信量、オプション有無等に応じた料金となります。
これ以外に、secureWISE利用開始にあたって、利用する機能構成設定等のための初期費用が必要となります。
- 半導体製造工場⇔半導体製造装置サプライヤ間のリモートアクセス
その他のケース
- 太陽電池モジュールの製造工場⇔製造装置サプライヤ間のリモートアクセス
- 化学プラント⇔装置サプライヤ間のリモートアクセス
サポート
技術サポートにつきましては、当社技術者の他、secureWISE社のエンジニアが対応しております。
コメント
secureWISEは半導体製造装置サプライヤ(OEMs)と半導体製造工場(FABs)を
安定したセキュアネットワークで繋ぐ第三者(3rdParty)ソリューションであり、
半導体業界ではStandardの位置を確立しています。
このネットワークソリューションが
半導体製造装置サプライヤ様、半導体製造工場様、
両方にとってのメリットを提供し、
様々な付加価値創出に寄与していくと考えております。
是非ご検討宜しくお願い致します。
担当部門
装置・電材事業本部